仕込みの工程

 ミルという粉砕機を使い
 麦芽を細かく粉砕します。 
 
 標準コースは予め粉砕して
 ある原料を温水と混ぜ合わ
 せる、この工程がスタート。
 
 粉砕した麦芽は温水と混ぜ
 合わせます。
 いよいよ仕込み開始です。
 
 ここで最初の味見をします
 
 ここから色と香り、風味が
 どんどん変化して行きます。
 麦芽と温水を60分程度
 ゆっくり攪拌します。
 この間、何度か温水の
 温度を上げて行きます。
 この間に麦芽のデンプン
 が麦芽の酵素により糖
 に変わり、甘い液になっ
 て行きます。

 ここでも味見をしてみます。
 最初と比べてどのように味
 が変化したでしょうか。
 攪拌が終了すると濾過とい
 う工程になります。 麦芽と
 糖液とを分離し、糖液だけを
 集めます。
 この濾過した液を一番搾り
 と呼びます。

 一番搾りの味見もします。
 集めた糖液にホップを加
 え、約1時間激しく沸騰さ
 せます。
 煮沸が終了したら、この
 糖液は麦汁と呼びます。
 沸騰が終わりましたら、
 冷却用コイルを入れ、急冷
 させます。
 これで麦汁が完成しました。
 麦汁はどんな味でしょう。

 上記の冷却後数十分すると、
 ホップのかす等は鍋の底に
 沈んでいきすので、上澄みを
 別の容器(発酵用容器)に移
 し換えます。写真左は上澄み
 をとった後の様子です。  
 麦汁は左の様な発酵用の
 容器に入り、この中に酵母
 を加えます。

 ここまでがビール造り教室
 で行う工程になります
 発酵容器は恒温庫と呼ぶ
 温度が一定の保温冷庫に
 入れて発酵させます

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